マレーシア科学技術イノベーション省(MOSTI)はこのほど、科学技術イノベーションを強化するために、「国家科学技術イノベーション政策(DSTIN)2021-2030」を発表した。
DSTINは、海外の科学技術や外国人労働者への依存を減らすとともに、経済成長を促して国内総生産(GDP)を2030年までに3兆4,000億リンギット(約9兆円)に増加させ、ハイテク国家を目指すところがポイント。
併せて、技術商業化アクセラレーター(TCA)、マレーシア科学基金(MSE)、国立技術イノベーションサンドボックス(NTIS)の創設、国立ワクチンセンターの設立など、10のプログラムも発表した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部