フィリピン科学技術省(DOST)は、アルゼンチンのエネルギー関連企業IMPSA社と、再生可能エネルギー開発や人工知能(AI)分野においてビデオ会議を通じた協力を推進していることを、6月7日、発表した。
会議の主な焦点は、以下であった。
フィリピンのフォルチュナト・デラペニャ(Fortunato T. de la Peña) 科学技術相は、「AIを使えば、科学、技術、イノベーションを組み合わせながら強化していくことができ、現在の課題やこれから生まれてくる新たな課題に対して、最適な解決策を生み出せるだろう」と表明した。
アルゼンチン大使館のアウグスト・セザール・グラナダ(Augusto Cesar Granada)臨時代理大使は「IMPSA社がフィリピン科学技術省のプロジェクトやイニシアチブに参加することなど、両国の関係構築を支援していきます」と述べた。
会議には、在フィリピン・アルゼンチン大使館やフィリピン政府関係者、民間企業、学会などから600人を超える参加者が集まり、AI分野などにおけるフィリピンとアルゼンチンの協力関係構築に期待を寄せた。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部