2021年09月
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ベトナムの農業食品問題解決プロジェクトに海外9社選出 豪政府が支援

オーストラリア政府がベトナムの農業分野で支援するプログラム「GRAFTチャレンジベトナム2021」は8月4日、ベトナム市場に参入する海外アグリテックイノベーターを選出した。

オーストラリアが支援するGRAFT (提供:GRAFT)

GRAFTは、オーストラリア政府がベトナム科学技術省(MoST)と戦略的に協力するAus4Innovationプログラムの一環。今回はベトナムの差し迫った農業食品の課題を解決することを目的に、ベトナムに進出する企業を募集。米国、イスラエル、オーストラリア、インド、タイなど16カ国から応募があり、以下の9社がファイナリストに選ばれた。

  • AgNext Technologies(インド):食品の品質評価をデジタル化するAI主導のSaaSプラットフォーム開発
  • CropIn(インド):農業食品エコシステム関連法人に意思決定サポートとトレーサビリティツールを提供
  • EveryPig(米国):豚肉向けのソフトウェアプログラムが、健康管理業務の最適化を支援
  • Hillridge Technology(オーストラリア):独自アルゴリズムで小規模農家へのマイクロインシュランス発行で悪天候被害からの回復を支援
  • JalaTech(インドネシア):正確なデータ駆動のエビ養殖場管理プラットフォームを提供
  • Koltiva(インドネシア):農業サプライチェーンに沿ったプロジェクト管理のためのITサービスを提供
  • ListenField(タイ):データ分析を活用したコストを削減などに役立つ精密なag-techプラットフォーム構築
  • Sufresca(イスラエル):バイオベースの食用コーティングにより常温での新鮮な製品の貯蔵寿命を延長
  • Tepbac(ベトナム):養殖企業の運用効率、トレーサビリティなどを向上させるIoTソリューションを備えた養殖場管理プラットフォーム構築

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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