2021年09月
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ウイルス・ワクチン研究所設立で法案可決 フィリピン

フィリピン下院はフィリピンウイルス学ワクチン研究所(VIP)の設立を提案する法案を可決した。設立準備として「バイオセーフティ・レベルが2+」の新研究所「BSL-2+」を開設する。可決は7月28日。

新研究所はフィリピン科学技術省の下に設置され、「人間、植物、動物におけるウイルスとウイルス性疾患のすべての分野を網羅する、ウイルス学の分野における最高の研究開発機関」となることが想定されている。また、診断法、治療法、ワクチンなどの研究開発も行う。

この法案可決を受けて、同省は今年10月21日に新研究所「BSL-2+」を開設する予定。BSL-2+は、細菌、ウイルスのほか、人の病気に関連する生物など、実験室のスタッフや環境に中程度の危険を及ぼす微生物を扱う。

BSL-2+に続いて設立されるフィリピンウイルス学ワクチン研究所は、科学技術省産業技術開発研究所の環境・バイオテクノロジー部門に設置される。プロジェクト費用は500万ペソ(約1100万円)で、国際基準で義務付けられているバイオセーフティ・バイオセキュリティ・プロトコルを順守して運営される。

BSL-2+は、21の技術と革新的な研究開発プロジェクト「Big 21 in 2021」の一環。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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