フィリピン科学技術省(DOST)は1月7日、2022年度のDOST全体の予算は減額する一方で、18の付属機関のうち8機関の予算増額を認めると発表した。特に中央官庁のプロジェクトに対する補助金およびDOST-IIIに対して増額が行われる。
DOSTのフォルトナート・デ・ラ・ペーニャ(Fortunato de la Pena)長官によると、DOSTは今年242億6800万ペソ(約540億円)の予算を獲得した。ただ、2021年比で9億1980万ペソの減額となった。その一方で、中央官庁と地方官庁からなるDOST長官室は、1億7,658万ペソの増額を受けた。
(提供:DOST)
このほか、
―などとそれぞれ予算が増えた。
同長官は来年度予算について「18の付属機関のうち10の付属機関は、昨年に比べて予算が少なくなった」と述べた。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部