2022年03月
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2022年度DOSTの全体予算は減額、8つの関連機関は増額へ フィリピン

フィリピン科学技術省(DOST)は1月7日、2022年度のDOST全体の予算は減額する一方で、18の付属機関のうち8機関の予算増額を認めると発表した。特に中央官庁のプロジェクトに対する補助金およびDOST-IIIに対して増額が行われる。

DOSTのフォルトナート・デ・ラ・ペーニャ(Fortunato de la Pena)長官によると、DOSTは今年242億6800万ペソ(約540億円)の予算を獲得した。ただ、2021年比で9億1980万ペソの減額となった。その一方で、中央官庁と地方官庁からなるDOST長官室は、1億7,658万ペソの増額を受けた。

(提供:DOST)

このほか、

  • フィリピン原子力研究所(5577万ペソ)
  • 技術応用促進研究所(5180万ペソ)
  • フィリピン繊維研究所(3935ペソ)
  • フィリピン国家研究会議(3004万ペソ)
  • 金属産業研究開発センター(2083万ペソ)
  • 火山地震学研究所(1656.8万ペソ)

―などとそれぞれ予算が増えた。

同長官は来年度予算について「18の付属機関のうち10の付属機関は、昨年に比べて予算が少なくなった」と述べた。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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