2022年04月
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生理活性物質の性能向上へ新技術「セル・エンハンサー」開発 タイ国立科学技術開発庁が支援

タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)は2月28日、タイ生命科学研究所(TCELS)と共同で記者会見し、アドバンテック社(ADVATEC Company Limited)が開発した新技術セル・エンハンサー(Cell Enhancer)を紹介した。

セル・エンハンサーの開発は、タイ国立科学技術開発庁産業技術支援プログラム(ITAP-NSTDA)とTCELSが実施する、タイの中小企業が商業化に向けた機能性食品の開発能力を高めるための共同プログラムによって支援されている。このプログラムでは、機能性食品の研究、開発、臨床試験に対して資金を提供している。

(提供:NSTDA)

セル・エンハンサーは、生理活性物質の性能を向上させる技術である。Cell Enhanzとして商標登録されており、スイスで開催されたInventions Geneva 2021で金賞を受賞した。機能性食品のサプリメントとして、有効成分の吸収と生物学的利用能を高める機能をもつ。この技術はすでに、栄養補助食品に含まれるカプサイシンやレスベラトロールの性能を高めるために実用化されている。

ITAP-NSTDAは、市場との製品のより良いマッチングを通じて、企業の価値を高めるための技術支援を行っている。過去6年間で1万500以上のタイの中小企業を支援し、8,200以上の研究開発プロジェクトを支援した実績をもつ。ITAPプロジェクトによって、180億バーツ(約650億円)の追加利益と40億バーツの企業投資につながったと推定されている。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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