2022年05月
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タイ東部でバイオベース・パイロットプラントを設立 タイ国立科学技術開発庁

タイ国立科学技術開発庁(NSTDA) は、バイオベースヨーロッパパイロットプラント(BBEPP) と共同で、タイと東南アジア諸国連合(ASEAN)における初めてのバイオリファイナリーパイロットプラントを運営するジョイントベンチャー「バイオベース・アジアパイロットプラント(BBAPP)」を、タイ東部経済回廊イノベーション特区(EECi)にあるバイオポリス複合施設に設立することを発表した。3月31日付。

タイは、サトウキビ・キャッサバ・アブラヤシといった農産物の世界有数の生産国であり、輸出国でもある。バイオリファイナリーとは、バイオマスから生化学物質・生体材料・バイオ燃料を作る技術や産業のことを指し、地球温暖化の解決に資する技術として期待されている。 BBAPPはバイオベース経済の発展のための技術革新を推進することを目的とし、NSTDAとBBEPPはこの目的を達成するために、これまでに蓄積したリソース・ノウハウ・資金をBBAPPの運営に投資する。

(提供:NSTDA)

BBAPP会長ソムヴォング・トラグーンラング(Somvong Tragoonrung)博士は、この新しいジョイントベンチャーはそれぞれの組織の強みを生かすことができると語った。BBEPPは世界的なバイオリファイナリーをヨーロッパで運営してきた豊富な経験と専門技術を持ち、NSTDAはタイ産のバイオマスから酵素や酵素製品を開発する技術などの最先端の研究の専門技術と、タイとASEAN地域における潜在顧客とのつながりを持つ。

タイ政府はバイオ・循環型・グリーン経済政策(BCG)のもとで持続可能な経済開発を推進するために、EECiにバイオリファイナリーパイロットプラントを設立する資金を提供した。パイロットプラントは現在建設中で、2024年に本格稼働する予定である。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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