2022年05月
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タイと東工大、「TAIST-Tokyo Tech」第4期を開始 大場次席公使が祝辞

タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)は4月20日、タイ国家研究評議会(NRCT)、タイの5つの大学、東京工業大学が、TAIST-Tokyo Tech 実施協定第4期(2022-2027)を締結したことを発表した。式典には、在タイ日本大使館から大場雄一次席公使 も出席し、祝辞を述べた。

(提供:NSTDA)

TAIST-Tokyo Techは世界トップレベルの研究者や技術者を育成することを目的として設立された大学院プログラムで、2007年に運営が開始され、これまでに460名の卒業生を輩出している。卒業生の60%が産業界で、20%が政府機関で活躍し、9%がタイや海外で博士課程に進学している。

TAIST-Tokyo Techは現在、

  • 自動車・先進交通工学
  • 人工知能(AI)・IoT(モノのインターネット)
  • 持続可能エネルギー・資源工学

―の3つの修士課程と、鉄道輸送に関する認定プログラムを提供している。

東京工業大学は、学術的な指導と研究アドバイスを、タイの大学は学術的な枠組み、学生を監督・指導するスタッフを提供し、学位や修了証書の授与も行う。NRCTは学生の授業料と奨学金の給付を行い、プログラム全体の管理を担当する。

調印式でタイの高等教育・科学・研究・イノベーション省(MHESI)長官のシリラック・ソンシビライ(Sirirurg Songsivilai)教授は、「MHESIは、国家の発展と競争力強化のために人材育成と研究・イノベーションを推進し、タイのイノベーション型経済への転換を目指すという使命を持っている」と述べ、高等教育機関との協力の必要性を強調した。

タイの大学は、キングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)、タマサート大学シリントーン国際工学部(SIIT)、キングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)、カセサート大学(KU)、マヒドン大学(MU)の5校。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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