2022年11月
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新たな浮体式ハイブリッド再生可能エネルギーシステム開発へ シンガポール

シンガポールの南洋理工大学(NTU)は、新たな浮体式ハイブリッド再生可能システム(a new floating hybrid renewable energy system)の共同研究に向けて始動する。ケッペルインフラストラクチャー(Keppel Infrastructure)社のケップインフラ・エネルギー・トランジションセンター(KETC)、シンガポール国立大学(NUS)シンガポール太陽エネルギー研究所、NTUエネルギー研究所が、同システムの共同研究を行う了解覚書(MoU)に署名した。10月27日付け発表。


(提供:NTU)

同システムは、太陽光・波・潮汐・風力を利用して発電することを目指す。そのために、海洋波エネルギー変換システム・潮力エネルギータービンおよびパドル・風力タービンなどの再生エネルギー技術を統合する、柔軟性のあるモジュール式沖合浮体式太陽光プラットフォームで構成されている。

関係する規制当局の認可を取得した上で、シンガポール海域での特定の沖合テスト場所におけるシステムの配置について検討する予定。成功すれば、少なくとも100メガワットの再生可能発電容量を備えたパイロットシステムを設計し、配置していく。シンガポールでこのシステムを実装できれば、このイノベーションをアジアやその他の地域に展開することも目標としている。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部