シンガポールの南洋理工大学(NTU)は2月17日、世界のトップイノベーターに最も引用された研究機関ランキングでシンガポールで唯一のトップ10入りとなる世界7位にランクインしたことを発表した。
(提供:NTU)
このランキングは、グローバル情報サービスプロバイダーのクラリベイト(Clarivate)社によるものだ。今回のランキングの決定は、同社が10年以上続けているグローバルイノベータートップ100の2023年版に掲載された組織の発明に参照された研究の論文の数に基づいている。NTUは該当する引用研究論文の数が1013件であった。
2023年版グローバルイノベータートップ100には、フランス国立科学研究センター(CNRS)、デルタ電子(Delta Electronics)社、ロールス・ロイス(Rolls-Royce)社、タレス(Thales)社など、NTUが研究提携を結んでいる主要研究機関や多国籍企業も含まれている。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部