タイ国立科学技術開発機構(NSTDA)は4月3日、タイランドサイエンスパークで第18回NSTDA年次会議(NAC2023)が行われ、開会式をマハ・チャクリ・シリントーン(Maha Chakri Sirindhorn)王女殿下が主宰したことを発表した。
NAC2023は「タイの持続的発展のためのBCGエコノミー(バイオ・循環型・グリーンを重視する新経済モデル)を強力に牽引する科学、技術、イノベーション(STI)」というテーマのもと、3月28日から31日まで開催された。来場者に科学、技術、イノベーションを体験してもらうために、科学セミナー、科学展示、オープンハウスアクティビティ、ビジネスピッチやマッチング、子供向けのSTEMアクティビティなど、さまざまな企画が用意された。
本取り組みは、以下の4つのドライバーと4つのイネーブラーからなる「BCGアクションプラン2021-2027」を推進することを目的としている。
<ドライバー>
1) 農業・食品、2) ウェルネス・医療、3) エネルギー・素材・バイオケミカル、4) デジタル&エレクトロニクス、エリアベース開発、フロンティアサイエンス、マンパワー開発
<イネーブラー(enabler)>
1) 施設・インフラ、2) 能力開発、3) グローバルネットワーク、4) 規制の枠組み
シリントーン王女は開会式後に以下の6つの展示会場を視察した。
(提供:いずれもNSTDA)
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部