タイ国立科学技術開発機構(NSTDA)は8月3日、NSTDA、中国の北京国際交流協会、タイのオープンイノベーションを推進するInnoLab Asiaが共同し、ランカン・メコンヤングリーダーズとアントレプレナーシップのためのアクセラレーションキャンプを実施すると発表した。
アクセラレーションキャンプでは中国、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、タイを含むランカン・メコン地域の起業家を育成し、参加国の経済状況を変革することを目的としている。参加6カ国から21チームが選抜され、キャンプに参加することになる。
参加チームはタイでスタートアップ協会による「Young Leaders Mindset to Achieve More」セミナー、タイのファーウェイ・テクノロジーズ(Huawei Technologies)社による「Huawei Leadership」ワークショップ、そしてイノベーション・ピッチなどの活動からなる包括的なトレーニングプログラムに参加することになる。さらに10チームには、視野を広げ、国際的なつながりを育むための中国出張の機会が用意されている。
(出典:いずれもNSTDA)
NSTDAのウラチャ・ルクタノンチャイ(Uracha Ruktanonchai)副総裁は「ランカン・メコン地域の若手経営者のリーダーシップとアントレプレナーシップを活用して、この地域のテクノロジーとイノベーションを基にしたビジネスを発展させることを目指しています」と語った。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部