シンガポールの南洋理工大学(NTU)は8月22日、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)、ナショナル・ヘルスケア・グループ(NHG)と共に、NTUのヘルスケア地区内に設置されたシンガポール初の生物医学技術(biomedtech)インキュベーターである、co11ab Novenaが正式にオープンしたことを発表した。
(出典:NTU)
1,500万シンガポールドルを投じて建設されたco11ab Novenaのお披露目には来賓として、ジャニル・プーチャリー(Janil Puthucheary)保健省上級国務大臣が参加した。
co11abは NTUのリーコンチアン医科大学のノベナキャンパス内にあり、バイオメディカルベンチャーのための活発なエコシステムを育成し、画期的な研究とベンチャーの成功の橋渡しをすることで、ヘルスケア業界のイノベーション推進を目的としている。病院、国立専門センター、研究機関から近いため、ベンチャーは近隣の臨床や研究の専門知識を活用することができる。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部