2024年02月
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国内の繊維産業を振興「トロピカル・ファブリック月間」開催 フィリピン

フィリピン科学技術省(DOST)は1月25日、毎年1月に実施するフィリピン・トロピカル・ファブリック(PTF)月間に対応するため、繊維産業の振興を促進していると発表した。

フィリピン・トロピカル・ファブリックのバナー
(出典:DOST)

2012年に施行されたPTF月間では、天然繊維の利用促進、繊維産業の振興、雇用機会の創出を目的としたものだ。さまざまなコラボレーションやコミュニケーションを通して、関係者同士の結束を高め、繊維産業の活性化に対する愛国心や必要性を喚起している。

DOSTはフィリピン繊維研究所(DOST-PTRI)の下で、PTF月間に関連した活動を推進し、さまざまなセクターの利害関係者を巻き込んだ調整を行っている。一例として、PTF月間では、共和国法第9242号に沿って、公務員や従業員の制服にPTFを利用することを推奨し、国内需要を促進するための協調的な取り組みを行っているという。

今年のPTF月間のテーマである「イノベーションを紡ぐ(Spinning Innovation)」は、コラボレーションやコミュニケーションを促進し、小さな一歩からインパクトのあるソリューションへの統合の願いが込められている。PTF月間は、 このようなアプローチは、地域の繊維産業を活性化するだけでなく、持続可能性を確保し、天然資源を保護しながら経済成長を促進させる取り組みだ。コラボレーションとコミュニケーションを重視することで、国際競争力ある繊維産業を築くことを目指している。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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