ベトナムのハノイ工科大学(HUST)は、HUSTに米国のノースカロライナ州立大学(NCSU)の代表団が4月8日から9日までの2日間訪問し、両大学の関係を強化し、共同研究や学術提携の機会を探る交流を行ったことを発表した。4月9日付け。
4月8日には、包括的なグループミーティングが行われた。ミーティングには、HUSTからパートナーシップ・エンゲージメント学部、科学技術学部、化学生命科学部、機械工学部、電気電子工学部、教育学部、エネルギー技術研究所の代表者が、NCSUから海洋・地球・大気科学、化学、機械・航空宇宙工学、天然資源学、工学管理学、電気工学を含む分野の教授陣とともに、大学院からの代表団が参加した。
その後、4月8日の午後から9日の終日にかけて、NCSUの代表団はHUSTのさまざまな学部・学科の教員や学生と奨学金の機会、NCSUで利用可能な大学院プログラム、共同研究の可能性などに関するセミナーを行った。
NCSUの大学院長であり、海洋・地球・大気科学の教授であるピーター・ハリーズ(Peter Harries)博士は「HUSTの教授陣や学生たちとの交流は多くの洞察に満ちたものでした。今後さまざまな分野での協力関係構築に大きな可能性を感じています」と語った。HUSTのパートナーシップ・エンゲージメント学部長であるグエン・ダック・チュン(Nguyen Dac Trung)准教授は「NCSU代表団の訪問は、協力と知識交流のための新たな道を開きました」と述べた。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部