2024年05月
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EUエラスムス・プラス・プログラム、ブルネイで情報イベント開催

ブルネイ工科大学(UTB)は4月25日、UTBとブルネイ教育省高等教育局の共催で、対面とオンラインの両方を活用したハイブリット形式で行うエラスムス・プラス・ブルネイ情報デーを開催したと発表した。

欧州連合(EU)のイニシアチブによって行われているエラスムス・プラスは、教育と訓練に関わる学習の流動性や協力、クオリティ、包括性、公平性、卓越性、創造性、革新性を促進させるプログラムである。特に、青少年分野の組織や政策レベルでの学習の流動化や取り組みを支援し、関連する協力や品質、包括性、創造性、革新性を育成する。

イベントでは、欧州連合(EU)インドネシア・ブルネイ・ダルサラーム代表部のプログラムマネージャーである デストリアニ・ヌグロホ(Destriani Nugroho)氏が、エラスムス・プラスの概要について説明し、その目的や効果についてアピールした。ブルネイ・ダルサラーム大学(UBD)副学長補佐室(研究)の研究部長である バシリョス・チコウラス(Basilios Tsikouras)教授は、エラスムス・プラスで行われているインターナショナル・クレジット・モビリティ(ICM)に関する知見を提供した。その後、UTBとギリシャのパトラス大学(ギリシャ)の学生で、2023年エラスムス賞を受賞したアドリナ・ミスリー(Adlina Misli)氏が、エラスムス・プラス・インターナショナル・クレジット・モビリティ・プログラムの説明を行った。

欧州委員会でエラスムス・プラス・ナショナル・フォーカル・ポイント(ENFP)の支援を行うジェニー・リンド・エルマコ(Jenny Lind Elmaco)博士は、助成金の申請やプロポーザルの募集、パートナー調査について解説した。台湾ENFPのマーク・チアチン・チェン(Marc Chia-Ching Cheng)氏は、ジャン・モネ・スカラシップ・プログラムについて説明した。

イベントの最後は、欧州委員会ENFPネットワーク集中支援部のアジア地域プロジェクト・マネージャーであるアシクル・ラーマン(Ashiqur Rahman)博士から、エラスムス・ムンドゥス・ジョイント・マスターズ(EMJM)やエラスムス・ムンドゥス・デザイン・メジャーズ(EMDM)、EMJMスカラシップ申請のためのコツやヒントについての説明が行われた。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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