2024年07月
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AIを活用したアクセシビリティに関するハッカソンを開催 ブルネイ工科大学

ブルネイ工科大学(UTB)は6月14日、マイクロソフト(Microsoft)社とシンガポール社会科学大学(SUSS)と共同で、学生を対象にしたマイクロソフトASEANアクセシビリティAIハッカソンを開催したと発表した。

ソフトウェア開発関係者の集会であるハッカソンは、ブルネイ中間年会議&展示会(MYCE)2024と同時に開催されたロボットとコーディングの克服(Robotic and Coding Conquest)2024の一部として開催された。

このハッカソンは、日常生活、雇用、コミュニケーション、アクセシブル教育などの分野におけるAIを活用したアクセシビリティに関する課題のアイデアを参加者に実証してもらうことが目的である。

イベントには7チームが参加し、ブルネイ・ダルサラームからはUTBのコンピューティング・情報学スクール(SCI)の3チーム、シンガポールからはSUSSの4チームが参加した。参加チームは、コンセプトボードやパワーポイント・プレゼンテーション、ビデオ、デモンストレーションなどのツールを使ってそれぞれのアイデアを発表した。参加チームの最終プレゼンテーションの前には、Azure AIトレーニング、Windows 11とMicrosoft365のアクセシビリティ機能、履歴書作成とLinkedIn活用のアドバイスなどを扱ったオンデマンド形式の説明会が行われた。

優勝チームは、ASEAN諸国の他のチームと競うための機会が与えられ、マイクロソフト社の技術者による指導、AIに関するエキスパート紹介、マイクロソフト社が提供する学生向けアジュール(Azure)クラウドサービスへのアクセス権などを受けることができた。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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