2024年12月
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持続可能な輸送燃料(陸、海、空)に関するワークショップを開催 タイ

タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)は11月11日、日本の独立行政法人国際協力機構(JICA)のアセアン工学系高等教育ネットワーク(JICA AUN/SEED-Net)の支援を受けて、NSTDA所管の国立エネルギー技術センター(ENTEC)とタイのチュラロンコン大学石油・石油化学カレッジが協力し、持続可能な輸送燃料(陸、海、空)に関するワークショップを開催したと発表した。

(出典:NSTDA)

このワークショップは、ENTECの低炭素エネルギー研究グループのディレクターであるヌウォン・チョラコープ(Nuwong Chollacoop)博士が、ワークショップのワーキングチームのメンバーであるピラワット・サイシリラット(Peerawat Saisirirat)博士とタワン・チャンピチャロアロエンスック(Tawan Champeecharoensuk)博士と協力し、11月7~8日の期間、東京科学大学(旧東京工業大学)大岡山キャンパスにおいて開催した。ワークショップ終了後、参加者一行は一般財団法人アジア太平洋エネルギー研究センター(APERC)にも訪問した。

ワークショップでは、チョラコープ博士は、持続可能な輸送燃料に関するパネルディスカッションの司会を務め、チャンピチャロアロエンスック博士は、「ASEANにおける電気自動車とエンジン自動車の地球温暖化係数と環境への影響」と題する研究を発表した。さらに、ワークショップ参加者はAPERC関係者と今後の活動の見通しや輸送モデルについても意見交換を行った。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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