フィリピン宇宙庁(PhilSA)はフィリピン測地技術者協会(GEP)と、宇宙を活用した地理空間アプリケーションに関する知識共有協定を締結したと発表した。国営フィリピン通信社(PNA)が10月7日に伝えた。

(出典:PNA)
この協定では、宇宙科学技術の応用と地理空間ツールの利用を強化することで、防災、環境保護、農業監視、持続可能な資源管理の高度化を目指すものである。両機関は、衛星および地理空間データ、運用手法、技術的知見を共有し、検証を行う。GEPはドローン画像を提供し、測量や現地観測の成果を通じて技術的支援を担う。一方PhilSAは、衛星画像の処理やデータセットの処理と共有を含む宇宙対応型のツールとアプリケーションの開発を担当する。
PhilSAは声明で「宇宙からのデータと地上観測データの統合により、政策立案や意思決定を支える包括的かつ実用的な知見を生み出すことが可能になります」と説明している。
今後、両機関は共同技術作業部会を設立し、パイロット地域を特定してGEPの地理空間データをPhilSAのプラットフォームへ統合する。また、パートナーシップの継続的な発展を支えるための能力構築活動も実施する予定である。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部