インドネシア国家研究イノベーション庁(BRIN)は11月11日、エレクトロニクスリサーチセンターを通じて第14回レーダー・アンテナ・マイクロ波・電子工学・電気通信に関する国際会議(ICRAMET 2025)を11月12~13日にハイブリッド形式で開催すると発表した。
ICRAMET 2025は「高度な接続性と持続可能なソリューションのための次世代エレクトロニクスと通信」をテーマに掲げ、世界各国の研究者、学術機関、産業界、その他業界関係者が電子工学と電気通信分野の最新動向を議論する国際会議である。議長のウィドヤ・ブディアワン(Widhya Budiawan)氏は、同会議が学術・研究・産業界をつなぎ、デジタル産業時代とSociety 5.0の課題に対応する科学技術の発展に向けた戦略的連携を促す場になると述べた。
会議では、リモートセンシングおよびレーダー、アンテナデバイスと技術、RFおよびマイクロ波、デバイス、センサー、コンポーネント、電子回路、無線・有線通信、信号・画像処理、制御システム、ロボティクス、メカトロニクスなど多様な技術分野が扱われる。また、日本、スウェーデン、米国からの基調講演者がオンライン・オフラインで登壇し、イラク、インド、日本、カナダ、フィリピン、英国、そしてインドネシアから多数の発表者が参加する。
同氏は「複数国・複数機関からの参加者による研究発表を通じて最先端の研究成果が共有され、国際的な学術・商業ネットワークの強化につながるとともに、会議が研究者に広く利用される科学的な成果にとどまらず、社会に役立つ技術製品の創出にもつながることを期待しています」と述べた。
BRINエレクトロニクスリサーチセンター所長のユスフ・ヌル・ウィジャヤント(Yusuf Nur Wijayanto)氏は、ICRAMET 2025を国際的な協力構築の場として位置づけ、今回のテーマが電子・通信技術の将来の研究方向性を定めるための重要なプラットフォームとなると説明した。同氏は「上流から下流までさまざまなステークホルダー間の連携を構築することで、ここで議論された研究成果をより迅速に社会実装し、具体的な社会貢献を実現できると確信しています」と語った。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部