マレーシア工科大学(UTM)は、同大学理学部が学生主導の国際コンペティション「東南アジア・グローバル・イノベーション・チャレンジ2025(SEA-GIC 2025)」を開催したと発表した。
SEA-GIC 2025は、2025年12月14~15日にマレーシアのジョホールバルで開催され、各国・地域から学生が参加した。今年のテーマは「地球の健康のためのAI主導型化学」であり、気候変動、汚染、生物多様性の喪失といった課題を背景に設定された。
本プログラムは、理学部に所属するACS-UTM国際学生支部の学生が中心となって運営され、親学会であるアメリカ化学会(ACS)マレーシア支部の支援を受けて実施された。また、ACS国際活動委員会からのグローバル国際助成金を活用して実現した。SEA-GICは2015年に同大学で開始され、2025年は10周年の節目として再びジョホールで開催された。
閉会式はシャフィナズ・シャヒール(Shafinaz Shahir)理学部長が司会を務め、大学関係者や学会関係者が出席した。プログラム運営は学生の主導で進み、理学部の学部生であるアップル・ムー・リー・ヤオ(Apple Moo Le Yao)氏とパン・シュエ・イン(Pang Xue Yin)氏が共同ディレクターを務めた。
また、科学的内容を社会に伝える力の向上を目的とした科学コミュニケーションのセッションが設けられ、大学教員が講師として参加した。さらに、地域的な学習活動として、参加者はACSシンガポール支部と連携し、シンガポールの南洋理工大学を訪問した。
(2025年12月16日付発表)
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部