ベトナム科学技術省(MoST)は5月7日、同国のヴー・ハイ・クアン(Vu Hai Quan)科学技術相が6日午後、ニューデリーでインドのジテンドラ・シン(Jitendra Singh)科学技術相と会談したことを発表した。
同会談で両国は、人工知能(AI)、半導体、バイオテクノロジー、レアアースの抽出・加工に重点を置き、中核技術とディープテック分野で、双方に利益をもたらす研究開発協力を強化することで一致した。
両科学技術相は、ベトナム・インド包括的戦略的パートナーシップの10周年を迎える中、ベトナムのトー・ラム(To Lam)書記長とインドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相がハイレベル会談で、科学技術協力を優先的な柱に位置付けたことを強調した。両国がデジタルトランスフォーメーション、知識基盤型経済の発展、戦略技術分野を進める中で、この協力は特に重要だとしている。
クアン科学技術相は、「重点技術分野の研究者・専門家の交流」、「基礎研究と技術商業化に関する政策経験の共有」、「共同研究資金メカニズムの推進」、「研究インフラ・実験室システムの共有拡大と科学的公正に関する協力」を、4つの優先協力分野として提案した。
双方はまた、具体的な協力プログラムの効果的な実施を促すため、次官級のベトナム・インド科学技術合同委員会を維持することでも一致した。各国は同メカニズムの共同議長となる次官を任命し、合意した協力分野の調整と進捗確認を担う窓口を指定する。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部