ベトナム科学技術省(MoST)は6月30日、同国のヴー・ハイ・クアン(Vu Hai Quan)科学技術相がヘルガ・マルガレーテ・バルト(Helga Margarete Barth)駐ベトナム・ドイツ大使と会談し、半導体とグリーンエネルギー転換を重点に、科学研究、イノベーション、ハイテク人材育成に関する主要な協力の方向性について協議したと発表した。
同相は、研修、研究、学術協力の分野におけるベトナムとドイツのこれまでの協力成果を高く評価した。また、ベトナムは科学技術とイノベーションの発展を極めて重視しており、これらを経済成長だけでなく、国の持続的な発展を支える重要な推進力として位置付けていると述べた。
会談を踏まえ、同相は今後も両国の協力を進めるための柱として、優先分野におけるベトナムとドイツの科学者による共同研究プログラムの実施強化、半導体分野での研究協力の深化、実験室や研究インフラの効果的な活用を提案した。さらに、新時代の科学技術発展の要請に応えるため、質の高い人材の育成に向け、研修、研究、協力を強化することも提案した。
同大使は、研究・研修プログラムをさらに拡充するとともに、両国の研究機関やイノベーション・エコシステムを結び付けたいとの考えを示した。双方は今後、これらの協力枠組みを具体的な行動へと移すため、引き続き協議と交流を進め、実質的で効果的かつ長期的な協力プログラムを着実に推進していくことで一致した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部