2026年08月
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半導体スタートアップ企業を支援するプログラムを開始 マレーシア

マレーシア技術開発公社(MTDC)は7月1日、半導体分野のマレーシア企業およびマレーシアを拠点とするスタートアップを対象としたインキュベーター兼アクセラレータープログラム「SemiconStart Malaysia」を開始した。本プログラムは、英国政府が資金提供する「ChipStart UK」を実施する企業の一つであるSilicon Catalyst UKと連携して実施される。MTDCはプログラム運営や関係機関との連携を担い、Silicon Catalyst UKは半導体企業向けインキュベーションのフレームワークやアドバイザーをはじめとする国際的なネットワークを提供する。

本プログラムでは、集積回路(IC)設計、先端材料、フォトニクス・光学、微小電気機械システム(MEMS)・センサー、量子技術、先端パッケージング、半導体製造・自動化などの高付加価値分野で事業を展開するスタートアップやジョイントベンチャーなどを支援対象とする。また、半導体産業に特化したメンタリング、技術検証、事業性評価、資金調達支援に加え、国内外の半導体分野の専門家や業界関係者によるネットワークへのアクセスなど、事業化に向けた包括的な支援を提供する。採択企業は、最大100万リンギット(約4000万円)の支援を受けられるほか、最長260日間の体系的な育成プログラムに参加する機会が提供される。今回のプログラム開始と同時に、第1期の支援対象企業として、マレーシアおよび同国を拠点とする半導体スタートアップ10社が採択された。

今回の取組は、科学技術イノベーション省(MOSTI)が掲げる「2030年までにマレーシアをハイテク国家とする」目標や、「技術主権」の確立に向けた取組など、関連する方針・政策を推進する施策の一つと位置付けられている。今後は、世界市場で競争力を有するマレーシアの半導体企業を継続的に育成・支援するとともに、世界の半導体バリューチェーンにおける高付加価値分野への事業展開を目指す。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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