インドネシア国家研究イノベーション庁(BRIN)と中国社会科学院(CASS)は8月19日、ジャカルタのBRINサルウォノ・プラウィロハルジョ科学技術パークにおいて、「中国式現代化と『黄金のインドネシア2045』の連携:新たな機会と新たな展望」と題する学術シンポジウムを開催した。
主催したのはBRIN社会・人文科学研究所(OR IPSH)とCASS生態文明研究所で、OR IPSHのムハンマド・ナジブ・アズカ(Muhammad Najib Azca)所長、生態文明研究所のチャン・ヨンション(Zhang Yongsheng)所長をはじめ、両研究所から多数の研究者が参加した。
シンポジウムでは2つのセッションが設けられ、「グリーントランスフォーメーションと持続可能な開発における協力」と「新質の生産力と一帯一路共同建設における協力」をテーマに議論が交わされた。ナジブ所長は、地政学的な環境の変化や技術革新、経済構造改革、多様な開発モデルが世界で台頭する中で、対話の重要性がますます高まっていると、同シンポジウムの意義を強調した。
シンポジウムは学術交流の場にとどまらず、インドネシアと中国の研究機関間の研究ネットワークやパートナーシップを強化することが期待されており、両国のニーズと開発課題に関連する政策対話、共同研究開発、二国間協力における潜在的な分野の特定に重点が置かれた。単なる知識交流にとどまらず、より具体的な研究および政策協力へと発展していくことが期待されている。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部