タイのアヌティン・チャーンウィーラクン(Anutin Charnvirakul)首相とシンガポールのローレンス・ウォン(Lawrence Wong)首相は、2026年9月2日にバンコクで非公式首脳会談(Leaders' Retreat)を開催した。同会談の成果として、タイ・シンガポール「未来志向の戦略的パートナーシップ(Forward-Looking Strategic Partnership)」に関する共同声明を発表した。
声明では、共通の利益と相互理解に基づき築かれたタイとシンガポールの緊密かつ永続的なパートナーシップと、様々なレベルでの定期的な訪問・協議を実施することを再確認した。同時に、60年以上にわたる友好関係と二国間協力を評価し、「未来志向の戦略的パートナーシップ」を推進することで合意した。また、2025年11月にタイ首相がシンガポール訪問時に合意した4本柱を基礎として、以下の通り、今後の協力方針を示した。
AIを含む新興技術分野では、両国におけるAIの導入・普及のあり方を検討するとともに、製造業、医療、観光などの分野において、AIの実用的な活用に関する協力の可能性があることを確認した。また、AIを安全かつ責任ある形で導入・普及するための経験や知見を共有できることにも言及した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部