2026年10月
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マレーシア、AIやセンサー技術など5分野を国家技術主権上の重要技術に指定

マレーシア科学技術イノベーション省(MOSTI)は、国家技術主権枠組み(National Technology Sovereignty Framework: NTSF)の重要技術として9分野を指定し、うち人工知能(AI)搭載システム、センサー技術(半導体を含む)、サイバーセキュリティ・暗号技術、ビッグデータ分析、5G/6Gの5分野を国家技術主権において特に重要かつ高い商業的潜在力を持つ「国家技術主権上の重要技術」と位置付けた。MOSTIはこれら5分野を2030年までの重点投資および国内技術能力強化の対象とし、マレーシアが外国技術の単なる消費者となることや過度な外国依存を防ぐ方針を示した。

一方、残る4分野として、ブロックチェーン、先端3Dプリンティング、ニューロテクノロジー、バイオテクノロジーを挙げている。特にバイオテクノロジーについては、市場での収益化に時間を要することから、公的部門による初期投資が重要であるとしている。

MOSTIは、これら9分野は様々な領域の変革を促進し、国家のレジリエンス向上や新たな経済機会の創出につながると期待している。具体的には、電気・電子、先端材料、ヘルスケア・ライフサイエンス、再生可能エネルギー、農業・食料の5つの領域への応用を推進する方針である。

また、AIを最優先分野の一つと位置付け、国のデータ基盤やコンピューティング環境を整備するとともに、AIモデルの開発、データ管理、安全性等の領域におけるAI人材の育成が重要であるとしている。同時に、AIを安全かつ責任のある形で活用するため、AIの管理体制やサイバーセキュリティの強化にも取り組むとしている。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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