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中独、合成生物分野で共同研究拠点を設立

JST北京事務所 2026年04月28日

 ドイツのマックス・プランク科学振興協会(マックス・プランク協会)傘下の陸地微生物研究所と中国科学院の深圳先進技術研究院は4月18日、合成生物化学共同研究センターを設立した。センターは深圳に設けられ、有用な天然物の発掘やグリーンバイオ製造などにおける重要な科学的課題を対象に研究を行うという。科学網が中国新聞社の報道として伝えた。

 中国科学院国際合作局の劉衛東局長によると、同センターは合成生物学分野の世界最先端を見据え、微生物代謝と生物合成の中核となるメカニズムの研究に注力する。基礎研究成果の応用展開を推進し、バイオ製造や持続可能な発展に対し、科学技術面からの支援を行うとしている。

 マックス・プランク協会のパトリック・クラーマー会長は、センターが深圳に設けられたことについて、同市が有するオープンイノベーション・エコシステムや、効率性と実務性を重視する姿勢に加え、深圳先進技術研究院が合成生物分野で長年にわたり積み重ねてきた研究実績と学術的影響力が背景にあると説明した。

 深圳先進技術研究院の劉陳立院長は、センターを通じて人材育成制度の整備に取り組むとともに、安定した制度化された協力枠組みの構築を模索し、国際的な研究者による協働イノベーションを支えるオープンな実験拠点へ発展させたいとの考えを示した。

 

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