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中国科学技術協会、10月に「開放・協力月間」 国際科学技術協力を推進

JST北京事務所 2026年10月07日

 中国科学技術協会(中国科協)は9月22日、記者会見を開き、「2026年開放・協力月間」を10月に実施すると発表した。北京、上海、武漢など国内11地域のほか、カザフスタンなど海外で計約70件のイベントを開催する。

 中国科協は、中国が世界の科学技術における「参加者・貢献者」から「開拓者・主導者」へと転換しつつあるとの認識を示し、国際的な開放・協力のプラットフォームを構築するとともに、世界の科学技術ガバナンスへの参画を深める方針を示した。

 2025年に初めて開催された「開放・協力月間」では63件のイベントが行われ、110以上の国・地域から2万人を超える科学技術・教育・産業界の関係者が参加した。

 2026年は「イノベーションの源泉を生み、エコシステムを形成する」を年間テーマとし、「総合的な国際科学技術会議」「専門分野別の国際学術会議」「科学技術・人的交流」の3部門を設ける。

 総合的な国際科学技術会議としては、国際学術会議(ISC)中期会員会議・北京科学対話、世界科学技術・開発フォーラム、世界トップ科学者フォーラムなどを開催する。ISC中期会員会議・北京科学対話では「北京宣言」、世界科学技術・開発フォーラムでは「2026年科学技術展望」、世界トップ科学者フォーラムでは同フォーラムの宣言などを発表する予定としている。

 専門分野別の国際学術会議では、学会や学術誌、中国国内に設置された国際科学技術組織などの資源を活用し、新エネルギー、材料科学、宇宙科学、化学、地球科学、生命科学、AI(人工知能)、脳科学、集積回路、量子科学技術などの分野で30件以上の国際学術会議を開催する。最先端の研究分野や重要な産業課題について議論し、研究報告や学術論文、技術・製品、技術標準などの成果につなげるとしている。

 科学技術・人的交流では、中国-中央アジア、中国-ASEAN、中国-ロシア、中国-米国などを対象とした二国間の民間交流活動を30件以上実施する。若手研究者やエンジニアなどの交流や共同研究を通じ、国際的な科学技術協力の促進を目指す。

 中国科協は、中国国内に設置された国際科学技術組織、地方政府、全国学会、地方科学技術協会などと連携し、一連の活動を実施する。

参考資料

 

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