中国新疆ウイグル自治区のタリム盆地で30日、中国初の1万メートル級科学調査井「深地塔科1井」が掘削を開始した。中国の地球深部探査技術が新たに進展し、掘削能力「1万メートル時代」に入ったことを示しており、今後の科学研究や油ガス資源開発に重要な基礎と支援を提供する。科技日報が伝えた。
深地塔科1井は同自治区アクス地区シャヤール県にあり、タリム盆地の中心に位置する。中国石油天然気集団がタリム油田で実施する重要な「深地プロジェクト」で、設計掘削深度は1万1100メートル、掘削工期は457日となっている。
深地塔科1井は中国が独自開発した世界初の1万2000メートル超深井自動化ボーリングマシンを採用。積載荷重能力は一般的なボーリングマシンでは300~400トンだが、最大900トンまで向上した。重さ6トンのゾウ150頭を同時に吊り上げる能力を持つ。
