中国航空工業集団昌河飛機工業(集団)の謝暁文副総経理は13日、中国が独自開発した大型多用途民間用ヘリコプター「AC313A」が雲南・貴州・四川地域で高原テスト飛行を開始したことを明らかにした。年末には高地寒冷地帯でのテスト飛行を行う。中国新聞社が伝えた。
謝氏は「AC313Aは開発時に現在の中国の航空緊急救助装備における弱点に狙いを定め、利用者の需要に対するカスタマイズ設計を行った。スマート生命維持一体化装置や消火バケツ、救助用電動ウインチ、緊急浮遊システムなどの作業設備を速やかに設置できる。また高原や海上における作業の需要を満たし、国内の全天候・多用途の需要を満たすことができる。国産大型民間用ヘリによる航空緊急救助能力と質の高い供給能力を効果的に高め、中国の航空緊急救助体制の構築をより良く支援する」と述べた。
AC313Aは13トン級で、シングルローターとテールローターを備えた大型多用途国産民間用ヘリだ。最大外部吊り下げ荷重は13.8トン、放水能力は5トンで、28人の乗客を輸送できる。AC313ヘリをベースにワイドボディを採用し、新型エンジンに変更した。伝動システムの出力を高め、機械・電力設備、飛行制御、操縦などのシステムをアップグレードし、健康モニタリングシステムやローター凍結防止などの設備を追加した。また、ヘリ全体の性能、耐用年数、メンテナンス性が大幅に向上した。