中国の科学者が風化殻レアアース鉱床の電動採掘技術の開発に成功した。レアアースの回収率が約30%上昇し、不純物含有量が約70%減少し、採掘時間が約70%短縮した。広東省梅州市で行われた科学技術成果評価会で明らかになった。新華社が伝えた。
風化殻レアアース鉱床は中国の特徴的な資源だ。一般的に採用されているアンモニウム塩原位置浸出技術は、生態環境や資源利用効率、浸出期間などの面で、中国のレアアース資源の効率的でグリーンな利用を制約している。
中国科学院広州地球化学研究所の何宏平氏のチームは、風化殻レアアース鉱床の賦存状況の研究に基づき、風化殻レアアース鉱床の電動採掘技術を開発した。シミュレーション試験や拡大試験、現地検証などの結果、同技術は既存の採掘技術と比べ、レアアース回収率や浸出剤用量、採掘期間、不純物除去などの面でいずれも大幅に改善されていることが明らかになった。
関連成果は「Nature Sustainability」などの学術誌に掲載された。発明特許取得件数は7件で、5000トン規模のモデルプロジェクトが完成した。研究チームは、技術の集積に取り組み、関連成果の産業化を推進する。