中国四川省の巴広渝高速道路で「通行券発行ロボット」と出口セルフ決済システムが導入された。同省の高速道路で人工知能(AI)ロボットアーム「通行券発行ロボット」を応用するのは初めてとなる。人民日報が伝えた。
同システムはレーザーセンサーと動画AI設備により、車高や窓の位置、車両の停止距離を感知し、ロボットアームを駆動して通行券をドライバーの目の前に正確に届ける。券を受け取る時の高さと距離に自動対応することで、これまでの「停止位置がランダム」「通行券を受け取るのが困難」「車高がさまざま」といった難題を解決した。
データによると、ロボットの運用開始により高速道路入口での車両通過ペースが従来より1~2秒短縮され、通行効率が10%近く向上した。出口のロボットは上下2つのトレーでドライバーから通行券を受け取り、ベルトコンベアによりこれを読み取る。
AI通行券発行ロボットは先進的な画像認識・AI認識を採用しており、ナンバープレートと車種の二次検証を行い、より正確にナンバープレートと車種を識別し、料金徴収のミスと徴収漏れを回避する。過積載や限度超過の取り締まりなどの機能も融合させており、特殊な状況の処理を容易にしている。また、システムはETC機能も統合しており、ETC搭載車が停止せずに通過できるようにもなっている。
トラブル発生時には、ドライバーは「ヘルプ」ボタンを通じ、バックエンドのサービス担当者と双方向のビデオ通話が行える。リモートでの問題解決により、通行効率を効果的に高める。
