中国浙江省湖州市徳清県の莫干山鎮では、20日間にわたり丹精を込めて栽培された「金のキノコ」が花のように開花した。中国新聞網が伝えた。
これらのキノコに近づくとほのかな香りが漂ってくる。これはキクラゲの一種である「金耳」が成熟したものだ。
プロジェクト責任者の呉志広さんは「春節が近づき、金耳は高級市場で特によく売れており、すぐに売り切れる。ここで栽培する植菌棒は浙江省農業科学院から導入されたもので、今回出荷する金耳キノコは非常に順調に成長し、1本の植菌棒から金耳約350グラムが収穫でき、品質もとても良い」と笑顔で説明した。
金耳は別名を黄金銀耳といい「キノコの中の金」とも呼ばれ、薬効が非常に高い。野生の金耳は主に雲南省など標高の高い地域に分布し、温度、湿度、日光、換気など非常に厳しい条件がある。
呉氏によると、キノコの出荷時期と品質を保証するため、栽培拠点は5Gスマートキノコ栽培室のほか、ビッグデータセンターも建設し、スマートフォンのオペレーティングシステムを通じて、金耳の成長環境のスマート化、自動化、遠隔化された管理を実現した。呉氏は「5Gスマートキノコ栽培室とオペレーティングシステムを通じて、金耳の成長のルートを定めた。人手を削減でき、若い人の参加を呼び込むことができた。当拠点では金耳のデジタル化した科学的な栽培が実現している」と述べた。
人工栽培によるキノコの成長期間は約25日間で、5Gスマートキノコ栽培室では年に10回の栽培が可能で、生産量は1万2500キログラムに達する。
同鎮の関係者は「金耳は生育期間が短く、生産量が多く、経済効果に優れているといった優位性があり、技術がさらに成熟すれば栽培を大規模な普及ができる。これは共同富裕プロジェクトが立ち上げられた本来の狙いでもある。今後は5Gスマートキノコ栽培室がたくさんの農村に広がり、技術者が各村の有力企業とともに農家の金耳栽培や経営に協力するようになり、千人ほどの村民の共同富裕が実現する見込みだ」と語った。

(画像提供:人民網)