2025年01月20日-01月24日
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北京市内の街灯でスマホの充電が可能に

2025年01月22日

 中国北京市では最近、一部の街灯にモバイルバッテリーやワイヤレス充電器などが設置され、スマートフォンの充電ができるようになった。街灯のポールに設置された充電設備の料金は比較的安く、無料の場合もある。北京日報が伝えた。

 同市大興区瀛旭巷の一部の街灯ポールでは、すでに充電機能が備え付けられていた。このスマート街灯ポールは普通の街灯のポールと見た目はほぼ同じで、色はグレーでLEDライトが採用されている。違いといえば、ポールの下部に企業が運営するモバイルバッテリーのレンタル機器があり、バッテリー4個分のスロットが設置されている点だ。QRコードをスキャンすると、1時間当たりの料金は3元(1元=約21円)で、近くのショッピング施設に設置されている同ブランドのモバイルバッテリーのレンタルサービスと比べ1元安かった。

 設置した企業によると、モバイルバッテリーのレンタルサービスは設置場所の分布が偏っており、使用が不便という課題がある。それを解決すべく、モバイルバッテリーのメーカーと防水・耐火・耐高温性の高いスマートモバイルバッテリーを共同開発し、街灯ポールに取り付けて市民が簡単に使用できるようにしたという。北京の経済開発区では、街灯の外部に取り付けるタイプと、内部に埋め込むタイプの設置を始めているという。

 東城区北橋湾街と東珠市口北路の交差点にある街灯には、ポールの下部にワイヤレス充電器が設置され、市民が無料で充電できるようになっていた。この充電器は、スマホを接触させるだけで充電ができるタイプのものだ。

 国家電網北京城区供電公司の社員によると、このスマート街灯ポールは電力会社が市民に便利な生活を提供する「草廠オール電化モデルエリア」建設の一環で、電力会社が運営と管理を担当している。スマート街灯ポールは電力会社が資金を出して設置し、スマホの充電は無料。どのメーカー、どの型番のスマホでも充電できるが、急速充電機能はまだない。

 住民の袁さんは「街灯で充電できるようになったと知って、親戚や友人に伝えた。道端で充電できるのはとても便利で、充電できる場所を探し回る必要がなくなった」と喜ぶ。

 北京市が発表した「多機能街灯設置・管理規範」では、高さ2.5メートル以下の場所に取り付け型の充電用USBアダプター、呼出ボタン、タッチスクリーンなどの設備を設置することができるとしている。今後はさらに多くの機能を備えた街灯ポールが登場すると見られている。

 
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