中国広東省の2024年における産業用ロボット生産台数は24万台(セット)で、中国国内の44%を占め、5年連続で国内1位となった。中国新聞社が伝えた。
同省は近年、人工知能(AI)で各業界を活性化する措置を打ち出し、既存業界の研究開発、生産、販売、管理などの分野でAIの全面的導入を加速させており、国家レベルスマート製造モデル工場31カ所と、「ライトハウス」10カ所を建設した。
美的集団は2022年に「全国重点実験室」の建設が承認され、ロボット分野の全国重点実験室の建設を担当する民間企業となった。同社は現在、数十カ所の大型ロボットおよびその中核部品の検証測定実験室を建設しており、ロボット製造の現地化、デジタル化、スマート化の推進に注力している。
美的の方洪波董事長は「仏山市順徳区の美的KUKAスマート製造サイエンスパークには『ロボットによるロボット生産』の完全自動化生産ラインがある。このラインは美的のロボットで構成され、24時間体制で作業できる。平均30分で1台のロボットを生産でき、すでに8万台以上の産業用ロボットを生産・納入している」と述べた。
楽聚(深圳)機器人技術有限公司の冷暁琨董事長は「われわれのチームは人型ロボットの産業化を推進し、全身運動量制御アルゴリズムを打ち出した。23年にはジャンプができ、多様な地形を歩行できるオープンソースの鴻蒙(Harmony)人型ロボットKUAVO(中国語名:夸父)を発表した。これは次世代のAIプロジェクトになった」と紹介した。
広東省は現在、さまざまな施策を講じ、AIとロボットの2分野に注力して、産業の新たな柱を構築しようとしている。