2025年05月19日-05月23日
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低空域における天目山実験室の画期的技術を展示

2025年05月19日

 中国浙江省杭州市でこのほど、「天目山低空域技術成果展」が開かれた。同展は天目山実験室が主催し、複数タイプのドローンや軽量化航空複合材料、高精度リモートセンシング・測量設備など100以上のイノベーション成果を展示した。中国新聞網が伝えた。

「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)の発展に伴い、ドローン操縦士の免許取得を目指す人が増えている。今や人工知能(AI)もドローンの「スマート操縦士」となって飛行を制御している。

「小天」ドローンの展示ブースでは、天目山実験室スマートドローン運用・制御チームのスタッフである王鑫氏が持つ手のひらサイズの「ドローン搭載ブレーン」制御ボックスが、多くの来場者の関心を集めた。

 王氏は「これは業界初のドローンエンボディドAIマルチモーダル大規模言語モデルを搭載しており、複合翼の長航続時間ドローンまたはマルチロータードローンで使用できる。地上のスタッフはマイクなどによりボックスに指示を送り、ボックスは人間の意図を理解すると、自動でドローンの飛行などを実施する。異常事態が発生した場合は、人間に報告すると同時に、他のドローンにも指示を送り、即座に現場に向かわせることができる」と説明した。

 展示館の中心には、推力850kgの新世代ターボファンエンジンが展示されていた。このエンジンの自重は150kgほどしかないが、推力は850kgに達する。長寿命、低燃費、高信頼性、低コストといった特徴を持ち、将来的には大型・長距離型ドローンや軽量ビジネスジェット機の推進システムに使用するという。

 プロジェクトチームの責任者である趙博氏は「このエンジンの各種技術指標は中国国内の同レベル製品より優れており、国際的な類似製品の最高水準に達している。その設計、構造、加工技術のすべてを独自研究し、多くの技術的障壁を乗り越えた。プロジェクトは2025年末までにエンジン試作機の1基目の組立を完了し、26年上半期に点火して初の実験を行う予定だ」と述べた。

 天目山実験室は北京航空航天大学と杭州市北京航空航天大学国際革新研究院が建設した航空浙江省実験室を利用し、先端航空技術と高性能航空材料の2つを主要な研究方向性としている。今回の展示では100以上の展示品を通じ、低空経済の先端技術分野における同実験室と科学教育パートナーのブレイクスルーを体系的に展示した。

(画像提供:人民網)

 
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