2025年05月19日-05月23日
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中国東北地域初のドローン低空物流テスト航路、試験飛行に成功

2025年05月20日

 13日午前、貨物を満載したドローンが遼寧経済管理幹部学院(遼寧経済職業技術学院)に無事着陸し、中国東北地域初のドローン低空物流テスト航路の飛行試験が完了した。これにより、瀋陽市の低空経済(低空域飛行活動による経済形態)が新たな段階に入った。中国新聞網が伝えた。

 遼寧衆飛科技と宅配便大手・順豊速運の連携のもと、大疆(DJI)FC30輸送ドローンが遼寧順豊瀋北営業部の離着陸地点から離陸した。今回の飛行でドローンは30kgの貨物を搭載し、遼寧経済管理幹部学院の配送ステーションに向かった。

 人々が見守る中、ドローンはゆっくりと上昇し、事前に計画された航路に沿って、人口密集地域や主要道路、飛行禁止区域を避けながら、最大秒速15mで安定飛行した。風速8.0~10.7mの南風に向かって進み、6分後にドローンは無事に配送ステーションの離着陸地点に降り立った。

 遼寧衆飛科技の周文剣総経理は「テスト飛行の距離は短いが、低空物流配送を実施する上で大きな意義を持つ。これは東北地域で初めて成功したドローン物流輸送テスト航路だ。今回の試験飛行では、航路設計の合理性、ドローンの安全性、物流配送の超高効率性が実証され、今後のドローンによる物流配送に向けた貴重な経験が得られた」と語った。

 瀋北新区工業・情報化局の関係者によると、現在2つの航路が計画されている。いずれも遼寧順豊瀋北営業部・虎石台総合営業拠点を起点とし、中国医科大学配送ステーションと遼寧経済職業技術学院配送ステーションに向かうもので、航路距離はそれぞれ2.7kmと1.6kmとなる。

(画像提供:人民網)

 
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