2025年07月07日-07月11日
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内モンゴル自治区の水素エネルギー設備製造産業が規模拡大

2025年07月11日

 中国内モンゴル自治区エネルギー局によると、同自治区では現在、水素エネルギー設備製造業が急速に発展しており、水素の製造、貯蔵、輸送、充填、利用の各段階を網羅する全産業チェーンがほぼ構築されつつあるという。中国新聞網が伝えた。

 同自治区の水素エネルギー設備製造は現在、貯蔵・輸送用材料、アルカリ電解槽、プロトン交換膜(PEM)電解槽、製造用電源装置などをカバーし、水素製造工程に必要な設備が揃っている。これらは主に、オルドスや包頭などの地域に集中している。

 同自治区では今年6月時点で建設中の水素エネルギー設備プロジェクトが9件あり、投資総額は28億200万元(1元=約20円)、取り扱う製品の種類は10種類に達する。水素製造設備の設計生産能力は650台(セット)分で、2023年末比160%増となっており、今年末には750台(セット)を超える見通しだ。

 同自治区エネルギー局の公式発表によると、内モンゴルは近年、豊富な風力・太陽光資源と政策支援を活用し、「全国グリーン水素先行モデルエリア」の構築を進めてきた。全産業チェーンの整備、技術イノベーションの推進、産業エコシステムの構築を通じ、水素エネルギー設備製造の高付加価値化、大規模化、安全性強化を目指している。

 自治区では今後、水素エネルギー全産業チェーンの発展目標に向け、「製造-貯蔵-輸送-充填-利用」の全産業チェーンを連携させたエコシステムを構築し、多様な応用シーンの開拓に取り組むとしている。

 
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