中国北京市はこのほど、「北京市の人工知能による科学研究活性化行動計画(2025−27年)」を発表した。行動計画では、2027年までに科学基盤大規模言語モデルを構築することが打ち出された。人民日報が伝えた。
行動計画は今後3年間における北京市の「AI for Science(人工知能による科学研究)」の発展ロードマップを描いたもので、具体的には以下の目標が設定されている。
・2027年までに科学基盤大規模言語モデルを完成させる
・10件以上の高品質データベースを構築
・1000万人以上のユーザーにサービスを提供
・5分野以上でAIを深く応用
・8件以上の模範的な応用事例を創出
・共通サービスのためのイノベーションプラットフォームを構築
・学際的イノベーション人材の誘致・育成
・多角的な投融資サービス体制を構築
中国科学院院士(アカデミー会員)で、北京科学智能研究院学術委員会専門家の鄂維南氏は、「AI for Scienceは新たな科学技術革命の重要な推進力となりつつあり、将来の科学技術および産業発展に深い影響を与えるだろう」と説明した。
北京市は近年、北京科学智能研究院など複数の世界レベルの研究機関の設立を進めており、革新的な企業やユニコーン企業が次々と誕生している。