2025年08月18日-08月22日
トップ  > 科学技術ニュース >  2025年08月18日-08月22日 >  「作業者」へと進化する人型ロボット

「作業者」へと進化する人型ロボット

2025年08月21日

 中国では今年、人型ロボットが人々の認識を刷新した。これらのロボットはパフォーマンスだけでなく、生産やサービスの分野にも進出しており、本物の「作業者」への進化を加速させている。人民網が伝えた。

 中国の電気自動車ブランド「極氪」の組立工場では、42℃の高温の中、身長176cmの人型ロボット「Walker S2」が整然と資材ケースを運んでいた。バッテリーが切れそうになると、1台のロボットがバッテリー交換ステーションまで移動して、自らバッテリーを交換し、わずか3分後には「フル充電」の状態で製造ラインに戻る。

 この人型ロボット自主バッテリー交換システムは中国のロボットメーカーである優必選科技が開発した。これにより、人型ロボットは高温や極寒の工場で連続して稼働できるようになり、24時間365日のノンストップ作業が実現した。

 現在、中国の製造業は深刻な人手不足に直面している。一部の若者は工場の製造現場ではなく、もっと自由で柔軟な働き方ができる仕事を選ぶようになった。優必選の最高ブランド責任者(CBO)の譚旻氏は、「こうした需給のミスマッチでは、人型ロボットが状況を打破するカギになるかもしれない」と話した。

 ますます多くの人型ロボットメーカーが産業用途の開発に乗り出している。最近では、賽博格機器人有限公司が、危険な高所向けに実物大人型ロボット「Cyborg-R01」を発表した。上海電気集団による初の独自開発ロボット「溯元」は、運搬や組み立てなどの高負荷作業をこなすことができる。霊宝CASBOTの二足歩行人型ロボット「CASBOT 01」は、工場でねじを締めたり、ノートパソコンを組み立てたりしている。

 2025年世界ロボット大会では、中国の産業用ロボット応用が多くの分野で進んでいることが明らかになった。

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

中国科学技術ニューストップへ
上へ戻る