中国が開発した6000メートル級深海無人遠隔操作潜水機(ROV)「海琴号」が23日、4140メートルの深海から戻り、海上試験に成功した。新華社が伝えた。
海琴号は上海交通大学水中工学研究所が開発したもので、海洋総合科学調査実習船「中山大学号」のために設計された新型の高効率深海電動ROVシステムである。高精細カメラや多機能マニピュレーター、探査センサーなどの科学調査装置を搭載し、自動方向制御やホバリング位置決め、自動巡航などのスマート作業能力を備えている。
海琴号は8月20日と21日にもそれぞれ320メートルと1600メートルでの海上試験を行い、海綿やヒトデ、ナマコ、深海魚、海底岩石などの研究用サンプルを採取した。
中山大学海洋科学調査センターの探査技術チーフエンジニアであり、海琴号ROV海上試験・「海斗1号」科学応用航海のリーダーを務める崔運璐氏は、「海琴号は浅海から深海へと段階的に複数回の潜航を行い、各種機能と性能の技術指標を十分に検証した。設計目標を達成し、設計要求を満たしている。今回の海上試験を通じて、船上の技術チームと海琴号の操作チームが十分に連携でき、今後の装置の常態化運用のための基盤が築かれた」と述べた。

(画像提供:人民網)