中国科学技術大学の孫道遠教授と毛竹教授の研究チームが、海外の研究者と共同で、惑星科学研究分野において重要な進展を遂げたことが、同大学への取材で分かった。中央テレビニュースが伝えた。
研究チームは、米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「インサイト」が記録したデータを詳細に解析し、火星内部に半径約600キロメートルの固体内核が存在することを初めて確認した。さらに、その主要成分が軽元素を多く含む結晶構造の鉄ニッケル合金である可能性を明らかにした。
このような軽元素を含む構造は、火星の進化過程の理解に重要な手がかりを与えるだけでなく、地球と他の惑星の内部進化の差異を比較するための基礎を築くものとなる。また、チームが開発した研究方法は、今後、月などの他の天体の深部構造を探査するための重要な参考になるという。
研究成果は3日、科学誌「ネイチャー」にオンライン掲載された。

(画像提供:人民網)