新エネルギー車のオーナーがスマホを使って充電サービスの利用を依頼すると、モバイル充電車がオーナーの元に出向いて充電を行うサービスが今、中国の多くの地域で始まっている。工人日報が伝えた。
充電サービスのスタッフは位置情報を確認した後、モバイル充電車を運転して、新エネ車が駐車されている場所に到着。電話で連絡を受けたオーナーが遠隔操作で充電口を開けると、充電ガンを接続して充電を始めた。
このサービスをよく利用しているという男性は「団地に充電ポールがなく、以前は充電するためにポールを探しに行かなければならなかった。充電が終わるまで待つ必要があったので、往復で約2時間を要していた。モバイル充電車のサービスを利用すると、スマホで利用手続きができ、充電する量を指定すると、車両が来てくれて遠隔操作で充電してくれる。とても便利だし、料金もリーズナブルだ」と話した。
スタッフは「システムを通じて、依頼したユーザーの車両の位置や車両ナンバー、連絡先などが確認できるので、車両をスムーズに見つけることができる。車1台当たり、平均1時間でフル充電することが可能だ。複数のモバイル充電車を同時に使用することで、午後7時から翌朝7時までに、数十件の充電依頼を取り扱うことができる」と説明した。
古い団地の場合、個人用の充電ポールを設置することは難しく、公共充電ポールの数も十分ではない。新エネ車の保有台数が急速に増加しているため、一部の新エネ車オーナーは、充電不足で運転できなくなるという不安を抱えている。そのため、多くの企業がそこに商機を見出している。
北京首鋼城運の商品研究開発センターの責任者によると、同社は2024年9月から北京市の一部コミュニティや市周辺の高速道路サービスエリアに、モバイル充電車約20台を投入している。「ユーザーはオンラインで利用申請をすれば充電ができる。フードデリバリーを利用しているような感覚で、時間も労力も節約できる。モバイル充電車の登場で『人が充電ポール探す』から、『ポールが人を探す』の変化が実現し、『充電』のラインナップがさらに充実した」と語った。

(画像提供:人民網)