中国の民間航空機製造企業、中国商用飛機有限公司(COMAC)によると、医療用「C909」の初号機が9日、河南省鄭州市で中国飛竜通用航空有限公司に引き渡された。今後は、緊急救援活動や遠隔医療、重症患者の搬送などに活用されることになっている。新華網が伝えた。
「C909」は中国製リージョナルジェット「ARJ21」としてCOMACが開発。昨年11月に開かれた「第15回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空ショー)」で名称を「C909」に変更することが発表された。
医療用「C909」の最大積載量は10トンで、航続距離は3700キロ。高高原空港(標高2438メートル以上の空港)において離着陸できる能力を備えている。機内は救援のニーズに合わせてレイアウトを変更することが可能で、医療救援チームの移動や遠隔地における医療救援、負傷者の搬送などに対応できるようになっている。

(画像提供:人民網)