中国工業・情報化部(省)装備工業一司の郭守剛副司長は9月23日、スマートコネクテッドカー産業の発展において、前向きな成果があり、実証規模が着実に拡大していると明らかにした。新華社が伝えた。
中国全土でこれまでに17カ所の国家級試験・実証区が完成し、20カ所の「路車クラウド一体化」試行都市の建設が進められている。また、試験・実証向けに開放された道路は3万5000キロ以上で、発給された試験・実証ナンバープレートは1万枚以上に達した。
郭氏は同日開かれた2025世界スマートコネクテッドカー大会の記者会見で、「中国のスマートコネクテッドカーの産業規模が急速に拡大している。今年1~7月には、運転の一部が自動化されたレベル2の乗用車の新車販売台数が775万9900台にのぼり、浸透率が62.58%となった。5GとC-V2Xの搭載量は300万台以上だった」と述べた。
郭氏によると、中国はすでにスマートコックピット、自動運転、ネットワーク・クラウド制御などを含む産業チェーン体系を完成させている。累計88種の国家・業界標準を発表し、自動運転補助システムなどの緊急に必要とされる標準の研究を進めており、自動運転関連の国際標準・法規の制定と調整にも参加している。工業・情報化部は今後、新時代のスマートコネクテッド新エネルギー車産業発展計画の策定を急ぐとしている。
交通運輸部科技司総合所の邢凡勝所長は記者会見で、第14次五カ年計画(2021−25年)以降、交通運輸のデジタル化・ネット化・スマート化水準が新たな段階に進んでいると述べた。第15次五カ年計画(2026−30年)を見据え、人工知能(AI)の交通運輸分野における大規模かつ革新的な応用を主な取り組み方針とし、「AI+交通運輸」実施意見を間もなく発表・施行するという。
世界スマートコネクテッドカー大会は中国の国務院が批准する国家級のスマートコネクテッドカー専門会議で、2018年より7回連続で開催。世界の自動車産業の技術革新をけん引し、国際交流を促進し、成果を集約し、共通認識を形成することを目的としている。
工業・情報化部装備工業発展センターの瞿国春主任によると、2025世界スマートコネクテッドカー大会は10月16~18日に北京市亦荘で開催される。テーマは「知恵を集め力を結集、ネットで無限にコネクト」。スマートコネクテッドカー分野の最新の技術ブレイクスルー、業界動向および実践に焦点を当て、安全システム、エコシステム構築、リスク管理などについて話し合いが行われる。