2025年10月01日-10月03日
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中国-ASEAN博覧会でAIが注目の的に

2025年10月01日

 このほど開催された第22回中国-ASEAN博覧会では、中国内外から集まった1200点の先端人工知能(AI)製品が披露され、来場者たちの注目を集めた。工人日報が伝えた。

「AI+」が農業の新たな生産力をけん引

 捷佳潤科技集団デジタル果樹園総経理の張興傑氏は、「この博覧会に毎年出展している。ここは当社が世界、特にASEANに進出するための非常に理想的な場となっている。マレーシアのドリアンパークやパパイヤ農場、ラオスのバナナ栽培拠点では、当社が研究開発した『土諦AI』システムがすでに成果を上げている」と述べた。

「土諦AI」のメッセージ入力欄に質問を入力すると、10秒もたたないうちに専門的な答えを得られる。ユーザーが写真を撮影またはアップロードすると、直ちに農作物の症状と対策を知ることができ、すぐに対処できる。同システムはカンボジアやラオス、ベトナムなど、複数の国の言語もサポートしている。

「うちの農場での栽培に適した農作物は?」という質問には、「トウモロコシ以外にも5種類あります」といったように、ユーザーが具体的な土地を指定すると、システムは地理的位置に基づき、気象・土壌・政策などの各種データを用いて、栽培計画を生成してくれる。

 張氏が「当社のシステムが土地に『会話させる』」と言うように、捷佳潤は独自開発した土諦AI、AI農場天気、AI農場巡回システムなどの製品を通じて、農業の生産効率を向上させるだけでなく、資源の管理とコストの抑制を行い、作物の生産量を増やし、品質を高めることで、農家に経済効果をもたらしている。これらの製品はすでに6カ国で導入され、ラオスのバナナ栽培拠点では、かんがいシステムの導入により50%以上の節水効果を発揮している。

AIで業界を活性化

 今年の同博覧会では、初めて1万平方メートルのAI専門パビリオンが設けられ、100を超える中国の大手企業、ユニコーン企業、スタートアップチームが出展した。多くの先端AI技術や新製品が登場したことで、中国とASEANのAI協力の成果と潜在力を示す舞台となった。

 展示ホールでは大きな白いドローンが人々の注目を集めた。これは広西北投低空経済投資有限公司が展示したドローン「天目山3号」で、世界初のトン級ハイブリッド貨物輸送ドローンだ。その周辺には各種型式のドローンがあり、空中監督管理ブレーンや農村低空配達、大積載量ドローン、スマート物流中枢など、「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)分野における実力を示していた。

 上海千機創新文旅科技集団の石哲元会長は、「当社はASEANの10カ国で事業展開している。南寧は当社にとって、ASEAN諸国に進出するための拠点だ。当社は今後もASEAN諸国の開拓を続ける」と語った。

 ASEANとの開放・協力の最前線である広西チワン族自治区南寧市では現在、同博覧会と「南寧チャンネル」を利用したAI技術輸出が活発化している。

 今年の同博覧会の契約式典で成立した「AI+」プロジェクトは44件で、製造業、サービス業、農業、文化・観光などの各業界分野が含まれていた。

 
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