中国国家航天局と国家原子能機構は6日、月の土壌に関する最新の研究成果を共同で発表した。発表によると、月探査機「嫦娥6号」が採取して持ち帰った月の裏側のサンプルを分析した結果、月の裏側のマントルが表側よりも「冷たい」ことがわかったという。中国新聞網が伝えた。
研究チームによると、この結果は月内部の熱進化や構造形成を理解する上で重要な手がかりになるという。この発見は、月における「二分性(表側と裏側で構造や成分が異なる特徴)」の現象に関する理解を一層深めるものであり、月の両側におけるマントル温度差の存在を、岩石学や地球化学の観点から科学的に裏付ける成果となった。これは、月の進化過程や「二分性」形成メカニズムの研究にも重要な科学的データを提供する。
研究成果は、中核集団核工業北京地質研究院、北京大学、山東大学の共同研究によるもので、国際学術誌「ネイチャー・ジオサイエンス」にオンライン掲載された。

(画像提供:人民網)