2025年10月20日-10月24日
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3分の1がグリーン電力に 中国、再生可能エネルギー比率が上昇

2025年10月23日

 中国は「第14次五カ年計画(十四五)」期間中(2021~25年)、再生可能エネルギーの導入を大幅に進めた。2025年上半期までに、新エネルギー発電設備容量は約9500万キロワット(kW)に達し、5年間で約30倍に増加した。再生可能エネルギーの発電設備容量比率も、40%から約60%へと上昇している。中央テレビニュースアプリが伝えた。

 砂漠地域では、新エネルギー開発が進み、新規設備容量は1億3000万kWを超えた。洋上風力発電や分散型太陽光発電なども拡大しており、再生可能エネルギーの普及がエネルギー消費構造の転換を後押ししている。現在、国内の電力消費量の約3分の1が風力・太陽光・水力による電力となっている。

「十四五」期間は、エネルギー供給体制の充実と安定性の向上が進んだ時期でもある。前半の4年間でエネルギー消費は「第13次五カ年計画」期の1.5倍に増加したが、電力供給は概ね安定し、エネルギー自給率も80%以上を維持している。

 また、中国は電力網が脆弱な地域や高地での送電課題にも取り組み、「疆電入渝(新疆ウイグル自治区から重慶市への送電)」プロジェクトでは、送電線が山岳や砂漠地帯を横断する長距離送電を実現した。1kWhの電力が0.007秒で2000キロメートル以上伝送できるとされる。

 さらに、新エネルギー車の普及に伴い、この5年間で中国は世界最大規模の電気自動車充電ネットワークを整備した。電気自動車5台につき2本の充電ポールが設置されるなど、エネルギー関連インフラの整備も進展している。

 
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