星河動力航天が開発する再利用型液体キャリアロケット「智神星1号」が4日、中国山東省海陽市の東方航天港で第1段動力システムの海上試験を完了した。中国新聞網が伝えた。
同型ロケットは最近、第2段動力システム試験に成功しており、今回の成功で大型地上試験がすべて完了し、初の打ち上げを実施する段階に入ったことを示している。星河動力航天によると、同ロケットは2026年には、初の打ち上げミッションに合わせ、軌道級の回収試験・検証を開始する予定だという。
智神星1号の設計上の再利用回数は25回以上を想定しており、大規模衛星コンステレーション構築および大型衛星打ち上げ市場を主なターゲットとしている。第1段には独自開発の液体酸素/ケロシンエンジン「CQ-50」7基を並列搭載し、「愛神星」上段モジュールを選択的に組み合わせることができる。打ち上げ時の総重量は約283トンで、低軌道への最大打ち上げ能力は7トンになる。
智神星1号の初打ち上げは、東風商業航天イノベーション試験区にある星河動力航天が建設した打ち上げ施設で実施される計画だ。現在、同打ち上げ施設の建設は最終段階に入っており、近日中に検収が行われる。